そんな折、町にかかっていた男性ストリップショーをのぞいた二人は、
女たちの人気に仰天する。
そしてアイツらにできるなら俺たちにだってと、
つのった仲間は自殺未遂の男、
妻に失職を話せない元管理職、
ダンスの心得はあるが足元が覚つかない初老の黒人、
リズム音痴の青年。
体のことはもちろん、
自分自身について語ったこともない男たちが、
新しい出会いのなかで自分を知り相手を知り、
活力を取り戻していく過程が見せ場。
ガズの十歳になる息子が、
父親のすることにうんざりしつつも、
自分のために金が要る父親を助ける場面など、笑わせて泣かせる。
誰が俺たちの裸なんか見に来るかとしょげるディブに、
私が行くわよと妻が励ます。
男たちは、女子どもに叱咤激励されて、勇気を出すのである。