前年の12月ニューヨークで、短期間の事務レベル折衝があったものの、実際の交渉はカラカスで行われました。
第3次海洋法会議は、前回の形式にのっとり、会議期間中に合意に達することを前提としました。
しかし数週間後、どの国もが、全体的、あるいは部分的にさえほとんど合意に達するレベルではないことが明らかになったのです。
参加国のいずれもが、海洋法に関する各々の立場を勝手に主張し、再度、信じられないような書類の山が積まれ、そのまま暗礁に乗り上げたかたちとなりました。
この会議に先立って行われたシー・ベッド委員会の討議においてもそうであったように、深海域採鉱の問題は、それまでで最も感情的な論争となりました。
第3世界諸国は、国際的な委託機関を設けることに固執し続け、なかには、その機関自体が直接、その採鉱に携わるべきだという国もありました。
むろん、そうしたことは先進諸国の技術をその機関に分け与えることが前提となるわけで、ほとんどの国は正気のさたではないとはねつけました。
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