全国いたる所にはびこる雑草的大型の多年草です。
茎は直立し、高さ40㎝~1mほどになります。
根茎は太くてかたく、本質化しています。
根生葉は長楕円形で長い柄があり、へりは波をうっています。
6~7月頃に総状花序を出し、淡緑色の小花をたくさんつけます。
■食べる部分
葉の間からのぞいている新芽で、透明なぬめりのある物質で包まれています。
■採り方
ぬめり物質で包まれている部分の新芽だけ、ナイフで切り採ります。
■食べ方
ジュサイと同じように、ゆでて酢昧噌、三杯酢、すいもの種などにします。
■効用
新鮮な根をすりおろし、いんきん、たむしなどの患部に直接ぬると効果があります。
また、大黄の代用として緩下剤として用います。
北海道、本州伊吹山以北の亜高山帯の草原に自生する多年草で、時には大きな群落をつくることもあります。
全体的に粉白を帯び、直立した茎はーmほどになります。
小葉は3枚、例卵形で3裂します。
夏の頃、茎頂に散房状の花序をつくり、花弁のない糸状の目立つ花を密につけます。
その姿がカラマツの葉を思わせることから、この名がつけられました。
■食べる部分
若芽、生長した茎の先端、つぼみ。
■採り方
手で折れるところから摘みます。
■食べ方
あくもくせもなく、なかなか捨てがたい味です。
軽くゆでて、おひたし、あえものなどにし、つぼみは薄い衣で天ぷらにします。
中国東北部あたりから塩漬け品が入っていますが、同じ仲間のマンセンカラマツという変種です。
ヨーロッパ原産で、日本へ帰化してすっかり居つき、原野、畦道、土手などによく見られます。
エンドウを少さくしたような姿をした2年草です。
茎は40~50㎝ほどで、葉のつけ根に紅紫色の小さな蝶形花が数花集まって開きます。
のちに、エンドウマメを小型にしたようなマメができます。
■食べる部分
若芽、マメのさや。
■採り方
繁殖力が旺盛ですから、どんどん手でむしります。
■食べ方
元来が牧草なのでやわらかく、若芽はゆでて、酢のもの、あえものに。
若いさやは油妙め、天ぷら、汁の実などにします。
種子もいって食べるそうです。
■効用
全草を煎じて、むくみに用いるといいます。
子供がさやで笛をつくって遊びます。
北海道から九州の、丘陵や山地の林の中に生える多年草です。
地下に白色長楕円形の鱗茎があり、葉は長楕円形または狭卵形で、質はやわらかく、淡緑色地に薄い紫色の斑紋があります(ないものもある)。
花をつける葉は2枚で、4~5月頃、高さ15㎝ほどの花茎の先に紫紅色の6弁花を下向きに開き、シクラメンのように花弁は外側にそり返ります。
■食べる部分
葉と花。鱗茎の採取はひかえたい。
■採り方
指で摘み採ります。
圏食べ方本来がやわらかいので、さっと湯通しをする程度にゆで、ひたしたもの、各種あえものなど。
生では天ぷら、汁の実、煮ものなど。
保存にはゆがいて、天日乾燥させます。
多量に食べると、軽度の下痢をすることがあります。
■効用
生薬としてカタクリを使いますが、今ではバレイショデンプンが用いられます。